「どうして学校に行きたくないの?」
不登校になった子どもを前に、多くの親御さんがまず考えるのが
“不登校の原因” だと思います。
文部科学省が公表している
令和6年 不登校児童生徒の調査結果をご覧ください。

不登校の理由として多く挙げられているのは 「無気力」「不安」「不調」や「やる気が出ない」 という理由が、
最も多いとされています。
「不安」とはどういうこと?
親は子どものために何ができるの?
この記事では、多くの不登校ママさんの体験談を元に、子どもにしてあげられることをお伝えしていきたいと思います。
不登校の原因…文部科学省「令和6年」によると
不登校の原因を、文科省のHPで調べると…
1位:学校生活に対してやる気が出ない等の相談があった。
2位:生活リズムの不調に関する相談があった。
3位:不安・抑うつの相談があった。
となっています…。不登校の子どものいる親御さんならお分りでしょうか…この違和感を。
あれ?…あれあれあれ??となりますよね。
「不登校の原因に”いじめ”がない?」
「先生との相性の悪さ、とかがない?」
と思いませんか?
お次に以下に「不登校のためのポータルサイト・ツナグバ」さんが独自にした不登校児童296名へのアンケート結果をお伝えします。

いかがでしょうか。
実際の不登校の児童に聞いてみると、不登校の原因の圧倒的1位はやっぱり「いじめ」です。
1位:いじめ
2位:友人関係
3位:先生との関係
4位:体調や病気(←これが文科省の結果の「不安」「無気力」とかだと思います)
admin…同じ「不登校の原因ランキング」でも、文部科学省調べと民間の団体調べ…こんなにも結果が違うのはなぜなのでしょうか…??
このサイトでは、実際に子どもたちに聞いた方の「不登校の原因」について、それぞれの対策方法を色んな経験者さんに聞いて、以下にまとめてみました。
不登校の原因【1位:いじめ】
いじめの件数
不登校の原因の1位はイジメです。


児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果の概要
こちら、令和6年度の全国の小中学校と高校・特別支援学校でのいじめの件数を調査したグラフです。日本全国の小中学校のいじめ認知件数は746477件となっています。



※これも文部科学省の資料です…こんなゆるぎない資料があるなら不登校の原因の第1位は「いじめ」と明記しても良さそうなのに…なんで「やる気が出ない」を1位にしたのでしょうか?????
小学生:約594万人
中学生:約314万人
合計:約908万人
つまり小中学生の子どもたちの約8.2%くらいの子が、いじめに合っていると言うことです。(人数と件数は違いますが、概算で)
いじめに合う子が100%不登校になるわけじゃありませんが、不登校の原因【民間調べ】で1位になるくらいなので、いじめ被害者の多くは不登校になっていると考えても過言ではありません。
いじめは各国で社会問題となっているにもかかわらず、いじめ対策が成功している国の話はほぼ聞きません。大人にはいじめを認知する力が弱かったり、巧妙にされるいじめを見抜くことが出来なかったりすること、また加害者とその取り巻きの線引きの難しさも、解決を遠ざけている一因です。
いじめの内容
また、いじめの内容も、現代は特にSNSを使った誹謗中傷なども増えてきて、スマホを持ってくることが出来ない学校では把握しずらい内容となっています。これも解決を遅らせる要因ともいわれています。


児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果の概要
こちらは文科省が発表しているいじめの内容を割合にしたものです。
いじめによる不登校の解消法は、私にはわかりませんが、一つ言えることは「学校の担任の協力が不可欠である」と言うことです。つまり、担任の先生との連携は必須。担任を責めるのではなく、良好な関係を築くことで、少なくとも教室内での安全は確保されます。



スマホを使った画像拡散やSNSでの誹謗中傷が行われたら、個人的には警察案件かなと思います。学校外で起きてることなので、教員の管轄外。スマホを買い与えている親がリテラシーを教えられていないことが原因なので、加害者の親子ともども厳しい指導と罰則を科してほしいと願ってしまいます。ただ、私自身経験のあることではないので、当事者…特に被害を受けている子どもがどう思うか。その気持ちを一番大切に、慎重に進めてほしいと思います。
※ご意見あったらコメント欄で聞かせていただければありがたいです。
いじめによる不登校の解消法
残念ながら、いじめによる不登校を解消する方法を私は知りません。
私だけではなく、大人は誰もわからないから、いつまでも世界中でいじめがなくなりません。
いじめは初期対応が大事で、小さな芽のうちに摘んでおくことが大事、など教員間でささやかれるメソッドもありますが、被害者が不登校になってしまっている以上、すでにいじめが進行しているケースと考えられます。
被害者がこれ以上の被害を受けないように、注意して慎重に加害児童とその親へのアプローチを学校がしていくことで、解消することもありますが、変わらなかったり悪化することもあります。加害者の親がいじめ解消に協力的でない場合は、いじめ解決は遠のくともいわれています。



加害者児童にもその親にも、週に1度2年間、強制カウンセリングっていいと思うんですけど、どうでしょう。加害者たち自身のストレスもそれで解消する→被害が減るし、サイコパスなどの生まれ持った特性も、そこで見抜くことができますし。
そこで私は他の保護者さんたちと、県知事さんに何度か意見を伝えて、それを議会で質問してもらっています。
- 決められた回数の指導をしてもいじめをやめない場合の加害児童への出席停止・別室登校措置
- いじめの加害者とその保護者に最低2年間、強制カウンセリング
- 「いじめ加害者」を校長命令で越境転校させる
このようなことを繰り返しお願いし続けています。
民衆の声➡地方議員➡中央政府
これによっていじめが解消するわけではありませんが、現状被害者があまりにも静か…政策に寄る加害児童へのアプローチを声として届けることに、小さいながらも意味はあると思ってやっています。
「加害者も子ども、ひどすぎるのではないか?」と思われるかもしれませんが、
「出席できない」
「カウンセリングを何度もされる(その間授業受けられない)」
「学校や地域を変わらざるを得ない」
これらは現在、いじめ被害者が受けている被害内容でもあるのです。
被害児童に対してはやってよくて、加害児童に対してやっていけないといいうのもおかしいですよね。
逆に、加害児童がこのようにして教室から出てくれさえすれば、不登校にならずにすむ被害児童がたくさんいるのではないでしょうか。
不登校の一つの解決策となることを願います。
不登校の原因【2位:友人関係】
不登校の原因の2位に掲げられるのは、友人関係です。
「友人関係」を原因とする不登校には、いじめのような明確な加害がなくても、関係性のズレや疲れ、居場所のなさから学校に行けなくなるケースが多く含まれています。
- 空気が読めない
- 気を使い過ぎて疲れた
- 些細な言い合い・誤解
- 繊細/内向的で集団がつらい
- 発達特性(ASD・ADHD傾向など)
- グループの空気についていけない
- 友だちと一緒にいても楽しくない・疲れる
- 自分だけが「劣っている」感覚(誰かに攻撃されてない)
大人でも、職場で陥りそうな人間関係の摩擦です。
子どもも同じように、ストレスを抱え続けることは予測できますよね。
不登校の原因が、「いじめ」ではなくとも「友人関係でのトラブル」だった場合は、私なら休ませてあげてしまいそうです。
そして、その問題を解決する助けになりたいと思いますが、親は子どもの代わりに学校に行って、子どもの人間関係に口だすことはできないじゃないですか。
なので、「子ども自身がいつか必ずその人間関係を乗り越える」ことを信じます。
そのためのエネルギーを家でためてもらおう!と思います。
具体的には、子どもの話を聞いた後
「それは辛いね。大人になってもそう言うことってあるから、ママにも気持ちよくわかるよ。
ただ、あなたには、それを乗り越える力があると思う。」
とか
「あなたは嫌なことがあっても、上手に距離をとって友だちと付き合えそうだね」
とか
あなたならできる!と信頼を寄せる言葉をかけます。
「いや、できないよ。できないから困ってるんだよ」
と子どもは思っていると思いますし、そう反論されます。
けど「そうかな~あなたは出来てるように見えるんだけどな」
なんて言ってます。
子どもがこの先成長していく中で、苦手な人間関係に何度もぶち当たると思います。
大人になってもいくつになっても、ずーっと苦手なままではなく、いつかどこかで「あ、この人とはこのように距離取ればいいんだ」って距離感がわかる時が来ると思うんです。
その時に「あなたならできるよ」って言葉が、
「あ、ママの言う通り。わたしってできるじゃん!」と、
生涯わが子の心の強さになってくれたらな、
と思って、いつもそのように声がけします。
不登校の解決、というよりは、苦手な人間関係を、この先ずーーっと苦手のままでいないための自信つける時期。
と思うんですよね。



不登校の解決じゃなくてすみません
不登校の原因【3位:先生との関係】
私は過去に教員をしていたこともあるので、
不登校の子どもの母としては珍しく、
「子どもが不登校になった時、学校とは協力した方が絶対にいい派」です。
だからもし、自分の子どもの不登校の原因が、先生との関係にあるとしたら…(犯罪的な重大事案を除く)
いきなり先生に苦情や不満をぶつけることはお勧めしません。
子どもの社会復帰が遅れてしまいかねないからです。
「先生は、あなた個人よりも、クラス全体を常に気にかけなきゃいけないから、
あなたに丁寧に対応ができなかったのかもしれないね。」
と子どもに伝えて「担任は、勉強や集団行動マナーを教える単なる他人に過ぎない」という線を引くきっかけになればと考えます。



あくまでも
「単に担任との相性が悪い」
「担任の人間性がなんだか好きになれない」
「とはいえ、事件になる酷いことまでされてるわけではない」
時の話です。
また、担任の先生に対しては、慎重に対応します。
下手に不満をぶつけてしまうと、
その後ますますわが子が教室に戻りにくくなるからです。
不登校から教室に戻るために、
担任の協力や受け入れ態勢は不可欠ですから、
先生と親が対立しないよう十分注意が必要です。
現場にいる他の先生の協力をえることが一番ですが、誰が味方で誰が担任と仲良しなのかも、保護者からするとよくわかりません。
校長…担任と仲良しの可能性大。でも担任に指導してくれる最有力候補でもある。
教頭…担任と仲良しの可能性大。先生たちにとっての「担任の先生」的な立ち位置なので、ここでこじれるとやっかい。
他の先生…他の先生が、担任を差し置いて別のクラスの児童に関わるのは、先生同士でマナーとしてしないように配慮していることが多いように見える。(隣の家の子どもの夕飯を作ったりしないような感じ?)
教育委員会…教頭や校長と仲良しの可能性大。様子をうかがう連絡をしてくれることはあるが、担任にしたら「二階にはしごをかけられた屈辱」を味わうかもしれません。ただ、重大事案の時は情報共有はした方がいいです。
不登校の相談や、様々な要望をするとき、順番としては「担任→校長→教育委員会」がいいかと思いますが、別のご意見の方いらしたら、コメント欄で聞かせてください。
先生がどれだけ忙しいか…
子どもがいる間中、子どもたちのために駆けずり回って
1年間持久走のようにヘロヘロなことを知っているので…
目の前にいる児童たちで手いっぱい…
学校に来ない子も心配だけど、ごめん、手が回らない…
という人(担任の先生)に、不登校の子どもの対応は絶対に難しいと思っています。
だから、不登校になった時点で、
その子の学習権や集団行動でのマナーを身に着ける責任を持つのは、
もう先生ではなく「親の自分」なのだと覚悟を決めたほうが、
親も心が楽になります。
担任に期待し続けるから辛いのです。
先生が嫌いで不登校になった場合のことも記事にまとめたので、ぜひ参考にしてください。
不登校の原因…文部科学省「令和6年」まとめ
では今回の記事をまとめていきます。
【不登校の原因、文科省まとめ】
1位:学校生活に対してやる気が出ない等の相談があった。
2位:生活リズムの不調に関する相談があった。
3位:不安・抑うつの相談があった。
【民間の不登校ポータルサイト・ツナグバ統計】
1位:いじめ
2位:友人関係
3位:先生との関係
このような結果となりました。
我が子が不登校になった2021年は、まだ平日子どもと外に出かけた時の、周囲の目線は冷たいものを感じました。
けど2025年になったら、少しずつ世間の目も柔らかくなった気はします。
いっぽいっぽ、不登校を解消するべく政策がすすみ、そして学校以外の学びの選択肢が増えていくといいですね。
読んでくださりありがとうございました。コメント欄でご意見いただけると嬉しいです。





コメント