こんにちは、皆様お疲れ様です。
子どもが不登校になったとき、
「誰に相談したらいいの?」
「一人でわからないことだらけ…誰かに相談したい!」
と思いませんでしたか?
当然私も思いました。
そして皆様と同じように「不登校の相談窓口がない!」
となりました…
学校があてにならない以上、子どもが不登校になった時の相談先は…わかりませんよね。
(※学校が頼りにならない理由は、以下の記事が参考になるかと思います。)
そこで今回は、不登校の相談先を、子どものタイプ別に分けて紹介していきます。
多くの不登校ママから頂いたアドバイスを元に書いておりますが
「ここが足りない」
「ここも書き足して!」
などなど、ご要望あればぜひ、コメント欄で教えていただければ幸いです。
① いじめ・友人のトラブルが原因っぽい子
- 特定の子・先生の話題で体調が悪くなる
- 朝だけ腹痛・頭痛
- 「〇〇が嫌」と具体的に言える
そもそも、何が原因の不登校なのかもわからないケースもありますよね…時間をかけて解決していくという所はどんな子も同じなのですが、どんな時も大切なのは
- 一人で(子どもと母2人で)悩まない
- 子どものカウンセラー役は親が最適(聞くのみ、共感のみで解決を示さない)
- 親の相談先を持つ
- 家以外の子どもの安全な居場所を確保する
と言うことです。
「不登校の子どもの安全な居場所探しの記事」も合わせてご覧ください。
相談先はココ
子どもの話とすり合わせて、対象児童と子どもの間に何があったか、
担任の先生から学校での様子を聞かせてもらうことは不可欠です。
また、話し合いがスムーズに解決しない場合を想定して、早期に「教育支援センターへの登録」だけは、速めに済ませておくことをお勧めします。(→詳しくはこちらの記事で)
1:いじめや対象児童との普段の様子を聞く
2:いじめ被害について、学校での安全確保と具体的な行動をお願いする
3:学校に行けないときのために、教育支援センターにつないでもらう
多くの場合は担任の先生が真剣に対応してくれようとしますが、中には”のれんに腕押し”的な対応で、面談に行くだけで疲弊してしまう親御さんもいらっしゃいます。
その場合は面談の際に「校長もしくは教頭先生の同席」をお願いするといいでしょう。
担任の先生が「俺一人で解決しよう」とせず、他の先生たちと知恵を寄せ合って問題解決してもらうためです。
授業中も廊下からひょいと他の先生が教室の様子をうかがいにいき、複数の大人によって日中の様子を見守れる可能性が高まるからです。
いじめの重大度にもよりますが
「複数の大人で見守り、少なくとも学校でケガなどのリスクを減らす」
という物理的な守り方をするためには、担任とそれ以外の先生たちの協力は不可欠です。
今の担任の先生は、鬼のような業務で1年を過ごさねばなりません。息をつく暇もないほど大変です。
2025年、心を病んで休職している教員は7000人以上ともいわれており、現代の公教育のブラックな環境が浮き彫りとなっています。
わが子が不登校になり心配で担任につめよる保護者さんもいらっしゃり、
そのお気持ちはよくわかるのですが、
担任の先生が時間不足で満足な対応ができないことも多いです。
普段子どもの様子を一番間近でみている「親」と「担任」が協力してこそ、不登校解決につながるのに、担任を責めて敵対関係になるくらいなら、早めにスクールカウンセラーにつないでもらって、不満はそちらに聞いてもらった方が100倍ましです。
担任にお願いするより、早いケースも多々あります。
1:子どもの訴えを伝える
2:具体的なクラスでの様子を聞く(相談の後にSCが調査する)
3:親や子どもの不安解消のための定期面談
※注意点としては、スクールカウンセラーは「集団守秘義務」という法の下に話を聞いてくれるので、SCに伝えた内容は全て「職員室で共有される可能性がある」ということを理解した上で、話すことです。
「カウンセラー」なのだから、全てヒミツにしてくれるはず!と思い込んではいけません。担任や校長には当然共有されると考えた方がいいです。

集団守秘義務を知らずに、「スクールカウンセラーに話したことが担任や親に共有された!」と後から怒る方もいるのですが…そもそもそういうものなのです。
「スクールカウンセラーに話した内容は、担任と校長に共有されることもある」ということに、衝撃を覚える人も少なからずいます。
子どもがSCに胸の内を打ち明けたのに、翌日その秘密を「担任や親が知っていた」なんて傷つく事例もあります。
「ここで話す内容は、職員室のみんなと担任に共有されるかも。その範ちゅうで、話せることを話してね」と事前に言ってほしいですよね。
SCの集団守秘義務を理解しない状態で話して裏切られたと感じる…
しかし、担任や親に知られるならSCに何にも話せないじゃないか!
という親御さんやお子さんも多いと思います。
そんな時は課金して民間のカウンセラーと繋がることをおすすめします。
経済的に余裕がないという方は、臨床心理士や子どもの心の発達に詳しい医師に相談することをおすすめします。多くの子どもと接している小児科医は、子どもの気持ちを汲み取ることが得意だからです。
1:いじめに合った経緯を伝える
2:子ども自身の心の負担軽減のためのカウンセリングをお願いする
3:前向きに生きるための声がけ等、親にできることのアドバイスをもらう
ただ、どこのクリニックで子どものカウンセリングをしてくれるかは、地域によって大差があります。検索でヒットしたところに片っ端から当たってみるのもいいですが、一番いいのは「不登校親の会」などで情報を集めることです。不登校の先輩たち、ものすごく地域の情報を持っているので、参考になることが多いです。
お母さんから見て「重大ないじめ被害」と思えても、担任の先生から見ると「仲良く見えるけど??考え過ぎでは?」と感じるケースは、少なくないと思います。
実際に現場で仕事していると「え?あの子の親が、あの子をイジメ被害者だと思ってるの?あの子ども、めっちゃ堂々と友だちと渡り合っているのに…」と思うことは多々あります。
多々あるんです。
親が心配するほどお子さんは弱くない…むしろ強い!ということはよくあります。
集団でのお子さんの様子を見ている担任の先生だからこそ気が付くところですよね。
だから親からの訴えがあったとしても、学校の先生は
「あの子、親の前で弱音を言っているかもしれないけど、自分で乗り越える力があるから様子を見る案件」と判断されることもあります。(それをはっきり言ってくれない。保護者が怖すぎて伝えられないこともあります)
とはいえ、親はわが子が心配。
しかも学校に行きたくないと言っている。不登校になったら親の仕事環境もがらりと変わるし、早めになんとかしたい。
そんな時は教育委員会に相談することもあります。
教育委員会の人は現場にいるわけではないので、あくまでも
「お宅の学校でいじめ被害を訴えていて、調査を望んでる親御さんがいるけどどんな状況ですか?」
なんて学校に一報するのみだったりします。(自治体によるのでわかりません)
けどその「教育委員会からの電話一本」で、それまで他の業務に忙殺されていた先生が、初めてこのいじめ問題に真剣に向き合うきっかけになることもあるのです。
「俺のことを信用していない親子なんだな…」と深く傷つく先生もいたりするので…必ずしもいい相談先とは言えませんが…一つの手段として。
- 学校、担任、校長か教頭
- スクールカウンセラー
- 民間のカウンセラーか心のケアを行っている小児科医
- 教育委員会
② 理由がわからない・無気力な子
- 「わからない」「なんとなく」しか言わない
- 朝起きられない、無気力
- ゲーム・動画だけはできる
無気力の子どもが「学校い行きたくない」となると、困りますよね。
まず第一に考えることは「自分以外に子どもが話せる環境作り」と「家以外の居場所」です。
このケースだと、子どもが理由もわからず家にずーっといて、何もせず、デバイスとだけ向き合うことになるため、親御さんのストレスがたまることが多いからです。
学校や担任に相談してももちろんいいのですが
「正直家の中、夜の時間帯のことまで指導できない…学校来てくれたら、日中の安全は見守りますよ」
としか、先生たちも返事ができないかもしれません。
なので、あえて先生たち以外の相談先を紹介いたしますね。
親御さん一人で抱え込まないことが第一です!
相談先はココ
まず、子どもがゲームやユーチューブで1日を費やしてしまう、という環境は早めに改善した方がいいです。
そのためにも、担任の先生にお願いして、1日でも早く子どもの日中の居場所を探すことが一番大切です。
教育支援センターの先生は、不登校の子どもを多く見ているので、担任の先生よりも子どもの困りごとに敏感な可能性も高いです。親御さんも先生にお願いして、家での様子などを共有できる関係を築けたら安心です。
自治体によっては教育支援センターは「まるで刑務所みたい。。。」という所もあるため、合わない子はフリースクールの方が向いてるかもしれませんね。
フリースクールはお金がかかりますが…。
担任の先生に相談して、真っ先につないでもらいたいのはスクールカウンセラーです。
無気力で不登校になる子を何人も見てきているので、対処法も教えてもらえることもあります。
ただ、スクールカウンセラーは「集団守秘義務」の中にいるので、「この人に話した内容は担任や校長、親にも共有される可能性がある」と言うことを、お子さんにあらかじめ伝えておいた方がいいです。
あとから「ばらされた!」とショックを受けることもあるので。



「様子を見ましょう」とアドバイスを受けることが多く、
言われた通り様子を見ていたら、
子どもはあっという間に昼夜逆転…ゲームから離れられなくなった…というケースも多いため、
月に1度きりの支援のスクールカウンセラーに頼り切るのも少し不安が残る気がします。
不登校になったら真っ先に繋がってほしいのが、地域の任意の「不登校親の会」です。
様々な悩みで不登校になった子と、その親御さんたちが集まる場所なので、地域の生きた情報をたくさん持っています。
何よりも同じ悩みを抱えるママやパパがたくさんいるので、気持ちを支え合うことが出来、大きなストレス解消につながると思います。
フリースクールはピンキリです。
いいフリースクールであれば、そこのスタッフや先生はものすごく親身に子どもや親御さんの話を聞いてくれます。
「不登校の理由がわからない…」という子に対して、根気よく何度でも話を聞き続けると言うことが大切だからです。
また「なんで行かないの?」という親御さんのいら立ちをお子さんにぶつけないよう、間に上手に入ってくれるスタッフさんもいるので、頼れる人もなく親子で煮詰まってしまったら、近所のフリースクールを探してみるのもいいかもしれません。
地域やクリニックにもよりますが、近年の不登校の児童増加に伴い、子どもの心のケアを専門としてくれるお医者さんや専門家は増えています。
専門家に話を聞いてもらうことで、具体的な解決策が見つかることもあります。
親の会などで情報を集めて、予約を取ってみるといいでしょう。
- 教育支援センター
- スクールカウンセラー
- 不登校・親の会
- フリースクール
- 小児科・子どもの心の専門家
③ 発達特性が気になる子
- 集団が極端に苦手
- 音・匂い・刺激に弱い
- ルールや切り替えが苦手
- 環境調整ができると劇的に楽になる
- こだわりが強く、合わない環境で消耗している
発達特性と聞くと「ADHD」や「ASD(自閉症スペクトラム)」が思い浮かびますよね。
「ADHD」…多動で集団行動が苦手、他者の立場でものを考えることが不得意で、友人とのトラブルも多い。
「ASD(自閉症スペクトラム)」…頭がよく学習面の問題はないが、空気が読みにくくプライドが高く、ルールを遵守する傾向にある。音や匂いに過敏であることも多く、理不尽な集団状況にストレスを抱えることが多い。
あくまでも不登校に陥りやすい子の特徴をみた個人的見解ですので、参考程度にお考え下さいね。
こうした発達に特性のある子たちが、
その特性ゆえに不登校になったと気がついたら、
専門家とつながることがとても大切です。



「甘え」「性格」では片づけられず、専門家のサポートが必要なことが多いです。
発達の特性は例えば
「生まれつき視力が弱かった」
「天然パーマで生まれた」
「生まれつき足が速かった」
「生まれつき指が長かった」
などと同じで、その子の「個性」の一つに過ぎません。
恥じるようなことではなく、多くの場合は高い知能や能力を持っているため、
周囲の(特に親の)適切なサポートがあれば大きく飛躍して幸せな人生を送ることが出来ます。



残念ながら「発達特性」を「普通じゃない、はずかしい」と考える親御さんもいて、普通学級でお子さんが辛い思いをし続けて不登校を長引かせるケースもあると耳にします…
担任の先生などから「支援級」への勧めがあった場合は、
「もしかして発達の特性がある?」
と前向きに検査し、早めに対応することが
お子さんの幸せと生きやすさにつながる可能性が高いと言われています。
発達の特性があると、
その「個性」が「集団の中では生きにくい」と感じることもあるため、
お子さんの発達特性に気が付いた親御さんは
公共の仕組みを利用するよりは
親が個別対応した方がいいケースの方が多いのです。



まだまだ相談先が少ないように感じます
まとめ
不登校の相談先に正解はありません。
なぜなら、自治体や地域・学校・その年のスタッフによって、相談先の良しあしは大きく変わるからです。
ただ、一番よくないのは「母と子が家で社会から孤立すること」なので、思いつく限り外に困りごとを相談して、その地域でのヒントをもらえるといいかと思います。
- 学校(担任、教頭、校長)
- スクールカウンセラー(内容は集団守秘義務の中で共有される)
- 民間のカウンセラー
- 教育支援センター
- 教育委員会
- 子どもの心の専門家・小児科医
- 不登校・親の会
- フリースクール
子どもが不登校になったらどこに相談すればいいかの正解はありません。
「担任が親身になってくれた」
「親の会で救われた」
「かかりつけの小児科医が、実は児童心理に詳しかった」
「フリースクールの先生が、子どもの気持ちを代弁してくれた」
などなど、お母さんたちの相談先は様々です。
私は色々なところに相談に行って、一周回って
「自分の子どもと話しをするのが一番だった」
みたいな灯台下暗しにたどり着きましたww



不登校の合間に本人が、親に気持ちを言葉にして伝えるまでに成長してくれました。





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