「過敏性腸症候群の腹痛でトイレが我慢できず」

毎日学校に行き、45分の授業を6コマ受けて、給食掃除をこなして帰る。
健康な児童でも、こなすべきルーティンが多すぎて疲弊している子もいるのに、
体調が悪い児童にとっては至難の業だと思います。

今の学校教育は、健康な児童前提の構図になっており、
体調不良の子どもにとっては難しいことも多いです。
もちろん年々改善はされていると思います。

学校が悪いというわけではなく、
子どもの数に応じて個別対応するには
現代の学校の先生たちは数が少なく忙しすぎる。

ここに、不登校児童増加の大いなる原因があるなと思っています。

この体験談を読んで、
「どうすればこの子が通級に通うことができたのだろうか?」
と、学校の仕組みを考えるきっかけとなりました。

強くたくましく成長してくれた、素晴らしい体験談をありがとうございます。

りょうひろ様
不登校の期間:中1〜高校の半ばまで
不登校の理由:過敏性腸症候群による腹痛でトイレが我慢できないことが苦痛で不登校に

中学校1年生の時、家族での旅行中に腹痛が止まらなくなり、病院へ。
診断結果はIBS、過敏性腸症候群でした。
しかも私はトイレが止まらなくなる「下痢型」。
その日から地獄のような日々が始まり、1ヶ月もしないうちに不登校に。

最初は親からの根性論で学校へ無理やり行っていましたが、トイレが我慢できない毎日に苦痛を感じ、不登校へ。
それでも親は我が子が不登校なのが許せず、殴る蹴る、暴言を吐いて学校へ行かせる始末。
そこで私は最初、「保健室」に入り浸るようになりました。

しかし、保健室は1日2時間までしかいられない。
私にとって待避所にならないと判断したため、先生たちと話し合って生徒指導室や職員室の空きスペースで勉強をさせてもらうことになりました。
これで少しは気分が落ち着いたのか、1日中トイレがならなかったのが、段々と減り、下痢の回数が1日数回ほどになりました。

ですがそこでまた問題が起きます。
数ヶ月職員室などを転々として居場所を確保していた中で、これ以上長く保健室や職員室に入り浸るなら、同学校内の別フロアにある養護教室などへの転入を勧められることに。
当然私も親も反発。
私自身も、自分はおかしい人間じゃない!と学校に行かなくなり、学校に登校するふりをして、朝から街を徘徊するように。
その時の居場所はコンビニのトイレ、神社やお寺、河原でした。
そこでただずっと本を読んだりゲームをしたりぼーっとして過ごす日々。
だんだんと苦しくなっていった私は、どこかへ居場所を見つけなければ行けない!と感じるようになりました。

そんな中、私がいつも行っていた病院の看護婦さんに「民間のフリースクール」があるけど行ってみたら?と勧められました。
フリースクールってなんだろう?と思いながら親と訪問。
そこは保護猫などを世話している個人宅?のようなフリースクールでした。
親と見学の申し込みをするとすぐに男性の施設長がでてきて、「ご飯代などはいただくけど、放課後まで基本無料で利用できますよ」と言ってくださりました。
当時、親はフリースクールに私を行かせるつもりはなかったようですが、私はすぐに入会したい!と懇願。
人目を気にする親は承諾書を書いてくれ、その日からそのフリースクールが私の居場所になりました。

結局、中学校卒業から高校の半ばごろまで、ずっとお世話になっていました。
親は知りませんが、多い時は週5で通っていました。
しかも、私にとって幸運なことに、そこに在籍している間は猫の世話で忙しく(無料だが猫たちの世話をしなければいけない雰囲気がある)、トイレがどうこうと考える余裕がなかったのです。

おかげで過敏性腸症候群という難病にも体感的に慣れることができ、人生をしっかりと歩み始めることができたと思います。
このフリースクールでの経験から、私は今、NPOの保護猫団体「ラブアンドハンド」で監事という役員についています。

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この記事をまとめた人

このサイトの管理人です。
2021年より我が子の不登校に対応している母(教員歴あり)Web会社経営者です。
不登校の中で出会ったたくさんの親子さんたちの困りごとを解決できるサイトを作りたいと思い、はじめました。
「正解を見つけるサイト」ではなく、「自分と同じように困ってる人いるんだな」くらいのN1の経験談として、気楽にご覧いただけたら幸いです。

記事の感想等、記事下のコメント欄に書いていただけたら嬉しいです。

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