「学校を休む日が増えるにつれ、周囲の目や勉強の遅れが気になって…」

dorami様
不登校の期間:中2〜中3
不登校の理由:学校を休む日が増え、クラスメイトの目や勉強の遅れが怖くなり行けなくなってしまった
私が不登校になったのは中学2年生の頃でした。
最初は「少し休めば戻れるだろう」と思っていましたが、学校を休む日が増えるにつれ、クラスメイトの目や勉強の遅れが怖くなり、気づけば半年近く学校へ行けなくなっていました。
家ではゲームをしたり動画を見たりして過ごしていましたが、「このままでいいのだろうか」という焦りは常にありました。
そんな時、母がインターネットや市の相談窓口で調べてくれ、いくつかのフリースクールを見学しました。
その中で、スタッフが優しく無理に学校復帰を勧めない雰囲気だった民間のフリースクールに通うことを決めました。
通い始めた当初は週2日だけでした。
慣れてきてから週4日程度通うようになり、約1年半在籍しました。
活動内容は勉強だけではなく、ボードゲームや調理実習、散歩、イベントなどもあり、「学校へ行かなければならない」というプレッシャーがないことが自分には合っていました。
一番良かったことは、「学校へ行けない自分でも受け入れてもらえた」という安心感です。
同じような経験をした人がいたことで、自分だけが苦しんでいるわけではないと知ることができました。
また、少しずつ生活リズムも整い、人と話すことへの苦手意識も以前より減ったと思います。
一方で、不安や不満もありました。
スタッフによって対応にかなり差があり、親身に話を聞いてくれる方もいれば、「前向きになれば大丈夫」と精神論で励ますだけの方もいました。
また、資格や専門知識がどの程度あるのか分からず、不安に感じることもありました。
さらに、スピリチュアルな考え方を勧める講師が来る日があり、「心の波動を整えれば人生は変わる」といった話を聞く機会がありました。
私は違和感を覚えましたが、否定しづらい雰囲気があり、少し距離を置くようになりました。
宗教ではないと説明されていましたが、家庭によっては不安に感じる内容だと思います。
フリースクールを選ぶ際は、教育方針だけでなく、どのような外部講師を招いているかも確認した方が安心だと感じましたね。
費用面では、毎月4万円ほどの利用料に加え、教材費やイベント参加費、交通費も必要でした。
公的な学校とは違い、家計への負担は決して小さくありませんでした。
母も「子どものためだから」と言ってくれていましたが、経済的な負担を気にしていたことは後から知りましたね。
振り返ると、フリースクールは私にとって大切な居場所でした。
しかし、すべての施設が同じではなく、スタッフの質や考え方、費用、支援内容には大きな違いがあります。
見学や体験利用をして、自分や家族に合う場所かどうかをしっかり確認することが大切だと思いました。
不登校の子どもに必要なのは、「無理に変えること」ではなく、「安心して過ごせる居場所」だと、私はこの経験を通して強く感じましたね。

この体験談は、ご本人に書いていただいたものです。(改行のみ調整)
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