「自分を傷つけながら、頑張っている友達を見る辛さ」

mitsuru様
不登校の期間:中1の秋〜中学卒業まで
不登校の理由:自分を傷つけながら、頑張っている友達を見る辛さ

中学1年生の秋あたりから、不登校になり、民間の塾に通いながら保健室登校やテストの時だけ教室に行く。ということを卒業まで続けていました。

学校内には「カウンセリングルーム」という部屋がありましたが基本的にカウンセラーの先生がいるということはなく、さらに隣の部屋が会議室で、先生たちの「◯組の××(生徒名)の件について〜」と内容が聞こえてしまうという状態だったので、
カウンセリングルームからも学校からも足が遠のきました。

しかし、保健室の先生が優しく、昼夜逆転しがちな私のために私用のベッドを作ってくださったり(他の生徒が使用中の場合はパーテーションのあるソファーでした)私のクラスの先生は、引きずってでも教室に連れて行こうとする、学年主任でしたが、隣のクラスの先生は「来ただけでも、偉いやん!!」と褒めてくれたり、一緒に「ほな、休憩!」と保健室で一緒に休んでくれたりしました。

私の他にも保健室登校の生徒は数名いて、昼食の時間には各々が保健室で過ごしていました。
お互い詮索せず、どこのクラスかもわからない。けれども、この保健室は安全だという認識は一致していたので、特に問題などはありませんでした。

フリースクールを探すということはせず、民間の塾の先生が私の不登校に理解を示してくれる先生だったこともありお昼から塾に来ている先生に会いに行き、家に居られない時間も、塾で過ごして、ついでに勉強もして。という感じでテストの成績はそこまで悪くなっていくということもなく、周りに置いていかれるという不安もありませんでした。

もちろん、塾なのでお金はかかりますが、お金以上に自分が安心できる場所を手に入れたと思っています。

大人数の中にいるのが不安なので、授業は5教科全て個別(生徒2人に対して先生1人)です。
どの先生も、私が不登校でその理由を理解してくれていたので、もちろん「学校に行ければ、公立の高校も狙える」とは言われましたが。
学年主任のように、強制はされませんでした。

自分を傷つけながら、頑張っている友達を見るのはやはり辛かったです。
一緒に塾に逃げてきた友達は、中学3年生の時に学校に通えるまで回復して、羨ましいとも思いましたが、その子から、テストの範囲や提出物、返却日などを教えてもらったので、全ての教科が返却されたら保健室に登校して、各教科の先生から直接テストを返却してもらいました。

先にも述べましたが、逃げ場所が保健室と塾なので成績は問題なく、内申点はほとんどありませんでしたが
私立の高校に合格しました。

その学校でも、自分は中学時に不登校だったと入学式後の相談会に出席して伝え、保健室にまた私の居場所を作ってもらえたので、授業中など、たまにしんどくなっても、すぐにベッドやソファーに案内してもらえるという配慮をしてもらえました。

保健室でも良いということを、保健室の先生や隣のクラスの先生に認めてもらえたことが、何より私の中学生活でありがたかったことでした。
また、自分の他にも苦しみながらも保健室で頑張っている、名前は知らない生徒たちがいることは、学校に行くための勇気をもらえているようでした。
結局卒業まで、保健室登校でしたが、保健室が私の学校なので後悔はしていません。


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この記事をまとめた人

このサイトの管理人です。
2021年より我が子の不登校に対応している母(教員歴あり)Web会社経営者です。
不登校の中で出会ったたくさんの親子さんたちの困りごとを解決できるサイトを作りたいと思い、はじめました。
「正解を見つけるサイト」ではなく、「自分と同じように困ってる人いるんだな」くらいのN1の経験談として、気楽にご覧いただけたら幸いです。

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