「不登校になって部屋でネットやゲームに没頭して現実逃避…」

River_Clock様
不登校の期間:高1の夏休み終わり〜高校卒業まで
不登校の理由:
私は高校1年の夏休みの終わりから学校に行けなくなり、約1年間は完全に自宅の部屋でネットやゲームに没頭して現実逃避をする生活を送っていました。
親が見かねて、通信制高校のサポート校や不登校専門の全寮制民間施設などを血眼になって探してくれましたが、集団行動への恐怖からどこにも足が向きませんでした。
最終的に、WEB検索で見つけた「オンライン対応のメタバース型フリースペース」という、完全非対面でアバターを使って参加できる新しい形態の居場所に巡り合い、そこに高校を卒業するまでの約1年半在籍しました。
この居場所での活動でよかったことは、自分の顔や声を一切出さずに、テキストチャットやアバターの動きだけで他者と交流できたことです。
対面でのコミュニケーションに強い恐怖を感じていた私にとって、この適度な距離感は圧倒的な救いでした。
バーチャル空間内でのゲーム大会や、イラストの発表会などを通じて、少しずつ「ここなら自分を否定されない」という絶対的な安心感を得ることができ、失われていた他者への信頼感をリハビリのように取り戻すことができました。
しかし、この新しい形式の民間居場所にも特有の不安や問題点がありました。
それは「ネット上の人間関係のトラブルに対する運営の管理能力の低さ」です。
スタッフが画面の向こう側にしかいないため、テキストの文面から子どもたちの細かな精神状態の変化を察知することが難しく、利用者の生徒間でSNSを介した陰湿な仲間外れや誹謗中傷トラブルが発生した際、運営側が事態を完全に把握できず対応が後手に回りました。
また、ある若いスタッフが個人的な承認欲求から特定の生徒と裏で個別に連絡を取り合い、カウンセラーの領域を超えたプライベートな依存関係を築いてしまうなど、倫理観の欠如した行動が見られ、非常に不信感を抱きました。
さらに、カリキュラムの自由度が高すぎる反面、生活リズムの改善やリアルな社会復帰に向けた具体的なアプローチが乏しく、ぬるま湯の中にずっと浸かり続けているような将来への漠然とした焦燥感が常に付きまといました。
費用負担としては、オンライン中心でありながらシステム利用料や面談代として毎月約3万5千円が請求され、決して安価ではありませんでした。
自宅のパソコンや通信環境の整備にも初期費用がかかりました。
ネット上の居場所は手軽で心理的ハードルが低いという素晴らしい利点がある一方で、スタッフのガバナンスやモラルが崩壊しやすい側面を持っています。
運営会社が信頼できる組織なのか、ネットトラブルに対する明確なガイドラインがあるかを確認することが利用の際の重要な注意点です。

この体験談は、ご本人に書いていただいたものです。(改行のみ調整)
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