いじめ【被害者】親の対応はどうすればいい?

最初に結論から言います。
いじめの解決法はわかりません。
いじめの認知件数は年々増加傾向にあります。
令和4年の調査では、「いじめ重大案件」は1404件でした。

画像引用元:こども家庭庁

いじめは年々認知件数が増えています。
こども家庭庁、学校が本腰を入れて対応にかかろうとしても、認知件数は増えるばかり。

SNSを用いてのいじめが加速すると、放課後家庭内で起きているケースが多く、学校での解決が困難であることも、いじめ増加の原因の一つと考えられます。

目次

いじめの定義は?

いじめ対策推進法

第一章 総則(引用元:こども家庭庁PDF
1 「いじめ」を「児童生徒に対して、当該児童生徒が在籍する学校(※)に在籍している等
当該児童生徒と一定の人的関係にある他の児童生徒が行う心理的又は物理的な
影響を与える行為(インターネットを通じて行われるものを含む。)
であって、当該行為の対象となった児童生徒が心身の苦痛を感じているもの」と定義すること。
※小学校、中学校、高等学校、中等教育学校及び特別支援学校(幼稚部を除く。

いじめの定義は子ども家庭庁のHPでこのように書かれています。

いじめとは、「被害を受けた児童が、心身の苦痛を感じているもの」と言うことです。

なぜいじめられるのか?

いじめは人間の「攻撃性」に由来するものと言われています。

  • 本能的な攻撃性
  • ストレスによる攻撃性
  • 自分を守るための攻撃性
STEP
本能的な攻撃性とは

太古の昔、人類がまだ自然の驚異の中で生きていた時、「集団とは違う特徴のある人」を集団から追い払わなければ、集団そのものが命を落とす危険にさらされていたころの本能から、「単に自分とは違う考えの人」に向けて攻撃性を発揮することがあります。多くのいじめは加害者の被害者に対する「なんか違う。気に食わない」という本能的な攻撃性が発端ともいわれています。

平和に生きられる現代では不要なものなので、
親や教員の適切な指導によって、
理性で抑えることができると思います。
稀にサイコパス的な子どももいるため、
いじめ発覚したときにカウンセリングにつなげてあげれば、
加害側の抱える問題も明らかになるのに、、、と思いますが、
なかなか進みません。

STEP
ストレスによる攻撃性

現代の人は、資本主義社会の中、格差が広がり、社会構造の中間より下位に位置する人たちの多くは、「社会を支えるためだけに生きる」という一生を終えます。大人の世界はもちろん子ども社会にも深刻に影響し、学校生活の中でも「●●であらねばならない」という社会的責任の負荷が大きくなり、ストレスを抱える子どもが増えたと言われています。デバイスの普及による運動不足と睡眠不足も、脳を大いに疲弊させます。

デバイスやゲームの時間を制限すればいいのか…?
親子で愛情を伝えやすい環境にするとか…
ストレスはあっても、毎日解消する術があればと思います。

STEP
自分を守るための攻撃性

集団の中で発生したいじめに対して、「やるがわ」と「やられるがわ」に分かれます。この時、攻撃性の低い子でも、自分が「いじめられる側」に立たないために、いじめ加害者側に忖度することがあります。いじめ加害の主導者がはっきりせず、誰に罪を問えばいいのかわからない困難な状況にしばしば陥るのは、これが大きな要因と考えられます。

「うちの子はやりたくなかった。首謀者にむりやりやらされた」
と言い逃れする加害者の親もいて、ますます解決は困難な様子です。

参照元:いじめの構造(内藤朝雄)、いじめとは何か(森田洋司)

要するに、いじめは全て加害者側の「攻撃性」が原因で起き、被害者には落ち度もありません。
(稀に、いじめ加害者が、今度は集団から懲罰的に孤立させられ、いじめ被害者へと立場を変えることもあります。また、いじめ被害者がその経験から危機意識が高まり、次は加害側に加わるということも起こります。)

悪くないのに、いじめ被害にあい、
不登校になる子どもたちの
「幸福な子ども時代と、学習権」をなんとか守ってほしいです。

いじめ被害にあったら、親はどうする?

以下の内容は、私自身が自分の被害において、学んだ内容であり「必ずいじめが解決する」ものではないことをご了承ください。

STEP
「何があってもあなたの味方」と伝える

まず、「世界で自分はたった一人」という孤独を解消してあげたいですよね。
ママは、何が起きても、世界中が敵になっても、あなたの味方でいるよ。
それを伝えて、一人ではないと安心させてあげたいです。

STEP
我が子にSNSをさせない

近年のいじめはSNS内で悪く言う、笑いものにする、画像を拡散する、他の児童を扇動していじめをあおるなどの物が増えていると言われています。
ネットの中は学校が管理できないため、親も先生たちもどうすればいいのかわかりません。
いじめ加害者の多くは「傷つく被害者をみたい」と思っているため、被害者はSNSを見ない、参加しないことで、加害者が当該行為をやめて、被害がおさまるということもあります。
被害者がSNSグループを抜けても継続される場合もありますが、目に入らないことでお子さんのストレスは格段に減ります。

親はしっかりと証拠だけは残しておきましょう。

STEP
子どもの味方を増やす

いじめ被害者は

  • 不登校になる
  • 人を信用できなくなる
  • 静かに目立たず生きるようになる
  • 深刻なPTSDに陥ることがある

こうした状況に追いやられることが多いのです。
悪いことをしていないのに、人目を忍ぶ生き方をする傾向にあります。

大切な存在が理不尽に追い詰められ、学びの権利を奪われる。
親御さんも本当に本当に苦しく、悔しい想いだと思います。

勇気をもって周囲のママやパパたち、習い事の先生などに「いじめ被害ゆえに不登校気味に」と伝えると、意外と同情や理不尽への怒りから、多くの人が支えてくれるケースもあります。
もちろん、ゴシップ好きの人に伝わって、その地域で笑いものにされるリスクや、「いじめられる方にも原因がある」など、更なる傷を負わせてくる人もいるので、伝える相手は慎重に選ばねばなりません。
が、リスクと引き換えに得られる「子どもの味方」が、子どもの心を強くしてくれることもあるのです。

「学校ではいじめられた。けど、違う場では味方ができた。場所がかわれば、自分の味方はいるのだ。」
という気持ちが、子どもの自信につながることもあるのです。

いじめで不登校になった場合の相談先について

STEP
校長先生と教育委員会に状況を伝える

窓口が担任の先生だけだと、忙しさから後回しになるケースがあります。
イジメは初期対策、早い芽を摘むことで一定の抑止効果を得られると多くの先生が考えているため、「いじめの芽を摘む」大人を、現場に増やすことは大切です。

被害状況と訴える内容を書面にし(日記でもいいですが、感情は書かずに状況のみ)、担任、校長、教育委員会にあずけ、取り扱いに注意していただくとともに、解決をお願いすると、予後がいいケースもあります。

いじめ被害を受けた時【まとめ】

いじめの認知件数は、年々増加している。

いじめの定義は「被害を受けた児童が、心身の苦痛を感じているもの」ということ。

いじめは加害者の「本能的な攻撃性」「ストレスによる攻撃性」「自分を守るための攻撃性」によるもの。

こどもがいじめに合ったら、「味方であると伝える」「SNSから距離をとる」「子どもの味方を増やす」「校長・教育委員会にも伝える」

いじめの解決法を、どれだけ調べてもわかりませんでした。
体験談でも、多くの子どもがいじめによる不登校を経験しています。

体験を思い出すと、被害者の子ども自身が強く成長して、いじめがあったことも忘れるくらいに堂々と学校生活に戻る瞬間がありました。
あれはなんだったんだろう。
母として、味方であり続けたこと、「あなたは悪くない」と伝え続けたこと、不登校の間に子ども自身の味方を作るようにしたこと。それがよかったのか、それがなくても、自然の摂理で子どもは強くなるものなのか…。
何か一個のパーツが欠けていただけでも、子どもはまだ学校に行けてなかったのかもしれない。

心配性の母だけが残り、子どもは強くたくましく成長して、学校に戻っていきました。

今はただ、いじめで学校に行けない子どもが1人もいなくなるよう、願い続けます。

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この記事をまとめた人

このサイトの管理人です。
2021年より我が子の不登校に対応している母(教員歴あり)Web会社経営者です。
不登校の中で出会ったたくさんの親子さんたちの困りごとを解決できるサイトを作りたいと思い、はじめました。
「正解を見つけるサイト」ではなく、「自分と同じように困ってる人いるんだな」くらいのN1の経験談として、気楽にご覧いただけたら幸いです。

記事の感想等、記事下のコメント欄に書いていただけたら嬉しいです。

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