「朝になると制服に着替えられず涙が出たり、体が重くなったり…」

madbo様
不登校期間
不登校の理由:朝になると学校へ行かなければいけないという気持ちはあるのに、制服に着替えることもできず、体が重くなって行けなくなってしまった

不登校になってから、最初の一か月ほどはほとんど家にいました。
朝になると学校へ行かなければいけないという気持ちはあるのに、制服に着替えることもできず、親に「今日はどうするの」と聞かれるだけで涙が出たり、体が重くなったりしていました。
最初は数日休めば戻れると思っていましたが、だんだん教室に入ること自体が怖くなり、友達にどう思われているのか、先生に何を聞かれるのかを考えるだけで苦しくなりました。

家にいる期間が二か月ほど続いた頃、担任の先生から教育支援センターという場所があると教えてもらいました。
最初は「学校に行けない自分が別の場所に行けるのか」と不安でしたが、親と一緒に市の教育支援センターについて調べ、学校の先生にも間に入ってもらいながら見学に行きました。
見学の日はとても緊張しましたが、普通の学校の教室とは違って、人数も少なく、無理に話しかけられる雰囲気でもなかったので、少しだけ安心したのを覚えています。

通い始めたのは不登校になってから三か月ほど経ってからです。
最初は週一回、午前中だけ通う形にしました。
いきなり毎日通うのは難しかったので、まずは決まった曜日に家から出ることを目標にしました。
そこでは、学校の勉強を自分のペースで進めたり、先生と少し話したり、読書をしたりして過ごしました。
慣れてきてからは週二回、三回と少しずつ増やし、最終的には半年以上在籍していました。

よかったことは、学校以外にも自分を受け入れてくれる場所があると分かったことです。
教室に戻れない自分はだめだと思っていましたが、教育支援センターでは「まず来られただけで大丈夫」と言ってもらえたので、少しずつ気持ちが楽になりました。
先生も無理に理由を聞き出すのではなく、こちらのペースを大切にしてくれました。
勉強も遅れが気になっていましたが、分からないところを個別に聞けたので、学校の授業についていけない不安も少し減りました。

一方で、不安だったこともあります。
一番大きかったのは、ここに通っていても本当に学校に戻れるのかという気持ちです。
教育支援センターは安心できる場所でしたが、同時に、学校から離れている自分を強く感じることもありました。
クラスメイトが普通に学校生活を送っていると思うと、自分だけ取り残されているようで焦りました。
また、親には心配をかけていると思っていたので、通えない日があると申し訳ない気持ちになりました。

それでも、教育支援センターに通ったことで、完全に家に閉じこもる状態からは抜け出せたと思います。
毎日学校に行くことだけが正解ではなく、少しずつ外とつながりを持つことも大切だと感じました。
自分の場合は、無理に教室へ戻るよりも、まず安心できる場所で生活リズムを整え、人と関わる練習をできたことが大きかったです。
最終的に学校へ完全復帰できたわけではありませんが、保健室登校や別室登校を試すきっかけにもなりました。
不登校の時期はつらかったですが、教育支援センターがあったことで、自分のペースで前に進むことができたと思います。


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この記事をまとめた人

このサイトの管理人です。
2021年より我が子の不登校に対応している母(教員歴あり)Web会社経営者です。
不登校の中で出会ったたくさんの親子さんたちの困りごとを解決できるサイトを作りたいと思い、はじめました。
「正解を見つけるサイト」ではなく、「自分と同じように困ってる人いるんだな」くらいのN1の経験談として、気楽にご覧いただけたら幸いです。

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