「受験のプレッシャー」

大石様
不登校の期間:高2〜高3
不登校の理由:受験のプレッシャー
私は高校生の頃、高2から高3まで不登校でした。
不登校でしたが、家族が不仲で、家にいることができなかったため、必ず学校へ登校し、保健室に仮病を使っていさせてもらうようにしていました。
ですが、授業に出ていないことが担任から保健室に通達されたのか、1年経たない頃に保健室の先生から教室へ戻るようにと言われ、いくら具合が悪いと行ってもいさせてもらうことができなくなりました。
教室に入れなくなった理由は、受験のプレッシャーがあったことが原因だったような気がしますが、ことの発端ははっきりとせず、具体的な対策を打つ前にどんどん授業に遅れをとり、授業内容にもついていけなくなったので、ますます教室にいることが苦しくなって行きました。
教室という密室空間に座っていなければならない上、教室を出ていくためには先生に挙手して理由を告げなければいけないということがとても精神的に辛く、保健室にいけなくなってからは、休み時間に友人に体調が悪くなったと嘘をつきトイレにずっとこもっていました。
先生には友人から保健室に行ったという旨を伝えてもらっていました。
とても田舎の学校であったこともあり、もちろんフリースクールもありませんでした。
何より、教育熱心でかなり厳しかった両親に、授業に出ていないことがバレてしまうともっと大変な事態になると思ったので、教室に行けていないこと、また、別の場所で勉強がしたいことなどは一切言えませんでした。
結局、高校卒業するまでそのような感じでなんとかうまく授業から抜け出し時間が過ぎるのをただひたすら待っていました。受験が近くなり放課後や休日の学習会が開かれるようになると、朝はバスで40分かかる高校へ登校し、出席を取った後、一人で歩いて家まで帰ることで時間をやり過ごしていました。
体力もありきっと身体は元気で健康だったと思いますが、本当に心が弱っていたにも関わらず、家族や学校からのサポートを得られずよく過ごせていたよなぁと思います。
結局、現役生での受験は受かるはずもなく、予備校へ通うことになりました。
予備校へは寮から通ったため、実家からも離れることができ、また、曜日公の生徒は大人の方もいらっしゃったため高校生のような挙手をして教室の外へ出してもらうというルールもなく、とても気楽に授業を受けることができました。
その1年間を過ごしたことで、大学でのもっとゆるいルールの中での授業形態ではとても伸び伸びと受講でき、しっかりと勉強をすることができました。

この体験談は、ご本人に書いていただいたものです。(改行のみ調整)
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